ガンプラ初心者.com

ガンプラ初心者の作成記録

【1/100 ダブルオーライザー】昔作ったガンプラを全塗装してリメイクしてみた

 

「兵器では無く、破壊者でも無く、俺と、ガンダムは変わる」

 

皆さんこんにちは。ガンダムマイスターnikoです。

 

前回のHGフルアーマーユニコーンガンダムの記事は見ていただけたでしょうか。

今までの集大成といってもいい出来でしたので是非ご覧ください!

 

ganpurasyosinsya.com

初のブックマークをしていただきました!ありがとうございます!

 

さて、現在最近発売されたあるプラモデルを作成しているのですが、全塗装にチャレンジしてみたいと考えていました。

ですが、いきなり塗装をするのはさすがに心配がありすぎます。

 

そして考えた結果、小学生の頃に作ったガンプラをリメイクしてみようと考えました。

今回実験台になってもらう機体は【1/100 ダブルオーライザー】です。

 

発売日 2008年 12月   価格 5500円   

 

箱が捨てられていました悲しいです。

当時からガンダム00はすごい好きでリアルタイムで見ていました。そして何回も見直すほどいい作品です。

親に買ってもらってとても嬉しかったのを覚えています。

 

このキットは、ソレスタルビーイングのロゴマークのアクションスタンド(クリアグリーン)とGNドライブの発光システムが付属して5500円。

GNソードⅡのビームサーベルエフェクトが付いていなかったり、GNソードⅢが付いていなかったりと少々残念な点もありますが、そこを除けばかなりお得です。

現在はMGも出ています。

MGのクオリティよりは劣るところは多いですが、組み立ての楽さ、価格ではこちらに軍配が上がりますね。

どちらもプレミアムバンダイにて在庫を確認しています。

 

プレミアムバンダイ

リメイクの記事なので少々長い記事になっていますがお付き合いください。

 



 

塗装前の準備

さて、それではリメイクの様子を手順に沿ってみていただこうと思います。

今回作業に必死すぎて写真をほとんど撮らずここまで着てしましました...ブロガー失格です申し訳ありません(涙)

できるだけ写真を入れながら書いていきます。

 

それではまず初めにリメイク前の状態から見ていただきます。

                     1/100 ダブルオーライザー

                     1/100 ダブルオーライザー

iPhoneのカメラが美白効果を発揮していますがバッチリクリーム色になっています。

そして汚い!ほこりをかなりかぶっています。

ガラスケースに保存していましたが、やはり時間が過ぎると汚くなるものですね...。

                      1/100 ダブルオーライザー

オーライザーがかなり汚れていますね。

まず分解して、ゲート跡の処理をしていきます。

分解

分解する際は細心の注意をしてください。僕は今回2つのパーツを破壊しました。

幸い組み立てに問題はない箇所でしたので助かりました。

専用ツールを使用すれば結構楽に分解できます。

強い力で分解しようとすると、渕が削れてしまったりするので優しく分解しましょう。

 

ゲート処理

当時の僕は激安のニッパーだけでガンプラを作っていたのでゲート処理が全然できていませんでした。むしろパーツがえぐれて穴が開いていました。

 

パーツに穴が開いてしまった箇所には瞬間接着剤を盛ってヤスリをかければ平らになります。

 

ヤスリはしっかりかけないと跡が残ってしまうので丁寧に念入りに作業します。

 

パーツ改造

パーツ改造といっても大それたことはまだできません。

少しでも見栄えが良くなるようにちょっとだけいじるだけです(笑)

緩い部分の補強

緩い部分などにも瞬間接着剤で対応できます。

GNドライブが付いているパーツを支えている部分が少し緩く、なで肩みたいになってしまっていたのでボールジョイントを差し込む部分に接着剤を盛りました。

↓この部分です

1/100 ダブルオーライザー

この部分がきつくなると、オーライザーをつけてもなで肩になりません。

 

アンテナシャープ化

ガンプラのアンテナは安全を考慮し、とがっている部分に余分なものが付いていることがほとんどです。

今回はその部分をカットし、少しだけ見栄えを良くします。

1/100 ダブルオーライザー

ここだけカットするだけでも顔の印象が変わります。

完成後お楽しみにしててください。

 

 

ここまでの工程が完了したら、食器用洗剤ですべてのパーツを洗います。

それで下準備が完了です。

 

それでは人生初の全塗装に挑みます。

 

ダブルオーライザー 全塗装

塗装にはエアブラシを使用します。

今回、どんな感じの色にしようかと結構考えました。

僕はビビットカラーより、少しくすんだ色が好きなので暗めの印象にしようと思いました。

 

下地に使うのは、「ガイアノーツ サーフェイサーEVOブラック」です。

サーフェイサーEvoブラック

 

サーフェイサーEvoブラック


真っ黒なダブルオーライザーもかっこいいかも...。

サーフェイサーは塗料の食いつきがよくるのと、細かい傷が埋まるらしいので是非使用しましょう。

下地によって色の発色が変わるそうです。

今回は重厚感を出したかったので黒にしてみましたが、明るくしたいなら白にするといいらしいです。これからそこらへんは勉強予定です。

 

塗装レシピ

 

ホワイトパーツ

「ガイアノーツー アルティメットホワイト」

1/100 ダブルオーライザー  塗装

 

ブルーパーツ

「Mr.カラー ビビットブルー」70%

「ガイアノーツ スティレット装甲ブルー」35%

「Mr.カラー 蛍光ピンク」5%

1/100 ダブルオーライザー  塗装

 

イエローパーツ

「ガイアノーツ マンダリンイエロー」

1/100 ダブルオーライザー  塗装

 

レッドパーツ

「フィニッシャーズ シルクレッド」

1/100 ダブルオーライザー  塗装

 

グレーパーツ

「Mr.カラー ニュートラルグレー」

「ガイアノーツ Exブラック」←適量(感覚で混ぜました)

 

内部フレーム

「ガイアカラー サーフェイサーEvo ガンメタ」

 

グリーンレンズ

・裏面

「ガイアノーツ スターブライトシルバー」

・表麺

「ガイアノーツ クリアグリーン」50%、

「ガイアノーツ Exクリアー」50%

 

アンテナ部分レッドレンズ

・裏面

「ガイアノーツ スターブライトシルバー」

・表麺

「ガイアカラー クリアーレッド」50%

「ガイアカラー Exクリアー」50%

 

GNソードⅡレンズ

「ガイアカラー クリアーグリーン」

 

ビームサーベル

「ガイアカラー クリアーレッド」60%

「ガイアカラー Exクリアー」20%

「Mr.カラー 蛍光ピンク」20%

 

オーライザーセンサー部分

「Mr.カラー クリアーオレンジ」60%

「ガイアカラー クリアーレッド」20%

「ガイアカラー Exクリアー」20%

 

すべてのパーツを1~3層にわけて塗装しました。

塗料を混ぜるときは「蛍光ピンク」を少し入れると発色が良くなるそうです。

 

レンズ部分の塗装が思った以上に出来ました。

1/100 ダブルオーライザー  塗装

このクリアーパーツはまず裏側をブライトシルバーで塗りました。

そして表面をクリアーグリーンとクリアーを1:1で混ぜた塗料を3回吹きました。

1/100 ダブルオーライザー  塗装

こうすることによって光を当てると裏のブライトシルバーの粒子が光ります。

1/100 ダブルオーライザー  塗装

美しいですね...。

クリアーブルーを少し混ぜてもよかったかもしれませんが満足です。

 

すべて塗装が完成して少し組んでみました。

1/100 ダブルオーライザー  塗装

 

1/100 ダブルオーライザー  塗装

関節パーツが散らかっているのはご容赦ください。位置をずらすとわからなくなってしまいますので(笑)

 

初めてにしてはいい感じに出来たかも...。

ホワイト部分は少しグラデーションにしてみようと試みましたがほとんど白になってしまいました。難しい!

ですが塗装しただけで質感がかなり違いますね。

 

墨入れは「タミヤ 墨入れ塗料ブラック」を使用しました。

トップコートを使用する都合上、クリアパーツは組んでいません。

 

カメラアイの塗装

今回カメラアイの塗装が一番緊張しました。

第一印象は顔からですので重要な部分です。

 

塗装手順は下記の通りです。

1.「ガイアカラー スターブライトシルバー」を塗装

2. 乾燥

3.「ガイアノーツ クリアグリーン」「ガイアノーツ Exクリアー」を1:1で混ぜて塗装

4. 乾燥

5.「ガイアノーツ クリアグリーン」「ガイアノーツ Exクリアー」を1:1で混ぜて塗装

6. 乾燥

7. 「タミヤカラー エナメル塗料 セミグロスブラック」を塗装

8. 乾燥

9. エナメル溶剤で目の部分だけブラックを消す

 

シンプルに食器乾燥機が欲しいです。乾燥が長すぎる(笑)

そして完成したカメラアイがこちら。

 

1/100 ダブルオーライザー  塗装

うまくできました!下地のシルバーが光っていい感じです。

目の部分だけ黒を消すときに綿棒を使用するのですが、ガイアノーツから販売されている綿棒がかなりおすすめです。ストレスなく作業できました。

 

 

マスキングが苦手で苦労しました。これから色々塗装したいと思っているのですが塗分けが一番苦労すると思います。

何事も経験ですね。

デカール

ディティールアップには欠かせないデカールシール。

今回は駿河屋様から購入しました。

めちゃめちゃ探しました...。

1/100 ダブルオーライザー  デカール

デカールを貼ればかなり変わります。

好き嫌いあるかもしれませんが僕は大好きです。

ちょっと失敗してしまった部分があるので後で恥ずかしながらお見せいたします。

 

トップコート

今回はクリアパーツは光沢、それ以外は艶消しでトップコートを吹きました。

・トップコート前

1/100 ダブルオーライザー  塗装

・トップコート後

1/100 ダブルオーライザー  塗装

ぱっと見わかりにくいかもしれませんが、光沢が消えてブルーの色のトーンが少し落ちました。

トップコートは「Mr.カラー スーパースムースクリアー つやけし」を使用しました。

なめらかな質感になり、高級感が増す艶消しの仕上がりになります。

クリアーパーツには「ガイアノーツ Exクリアー 光沢」を使用しました。

艶ありのトップコートは2~3回に分けて吹きました。

失敗点

まず1つ目はゲートカット部のえぐれた部分を埋めるのに盛った接着剤が処理しきれていなかった部分がありました。

先ほど載せた写真をアップしてもらうと一目瞭然。

1/100 ダブルオーライザー  塗装

ちょっと浮き出てる部分があると思います。本当にショック。

サーフェイサーの時点で気が付いていればこんなことにはなりませんでした。

ヤスリの重要性をしっかり心に刻みました。丁寧な仕事が一番です。

 

2つ目の失敗がデカールです。

これは結構あると思うのですが破いてしまいました。

デカールをパーツに移した後、落としてどこかに行ってしまって見つけた時にはずれた状態で乾いていました。

水にしばらくつけておいて移動を試みた際に破れてしまったのです。

落とさなければこんなことにならなかったのでこれも自分の不注意。

作業中は集中しましょう。(自分に言い聞かせています)

ダブルオーライザー全塗装 完成写真

お待たせいたしました。完成です。

1/100 ダブルオーガンダム

1/100 ダブルオーガンダム  塗装

1/100 ダブルオーガンダム  塗装

かっこよすぎませんか...。

アンテナ少しシャープ化させたことによってかなりすっきりした顔になったと思います。

欲を言えばイエローのアンテナをもう少し細くしたかったと思いました。

 

付属のGNシールドをGNドライブの下につけることもできます。

1/100 ダブルオーガンダム  塗装

デカールの破壊力が抜群。

ソレスタルビーイングのロゴがかっこいいです。

GNシールドは二つ合体することも可能。

1/100 ダブルオーガンダム  塗装

でかいですね(笑)

でかいものは存在感があっていいです。

 

ビームサーベルを持たせてみます。

1/100 ダブルオーガンダム  塗装

ビームサーベルの根元はアルティメットホワイトをグラデーションっぽく吹いて、エフェクトを表現しました。

 

それではお待ちかねのオーライザーとドッキングしていきます。

1/100 ダブルオーライザー

1/100 ダブルオーライザー  塗装

1/100 ダブルオーライザー  塗装

かっこよすぎる...。生きててよかった...。

肩上のボールジョイント部分を補強したことによって、オーライザーとドッキングしてもなで肩は発生していません。

GNシールドをオーライザーに取り付けることも可能。

1/100 ダブルオーライザー  塗装

さらにゴツくなってかっこいいですね。

本キット限定のアクションベースを使用してみます。

1/100 ダブルオーライザー  塗装

カメラアイめっちゃ光ってます。かっこいい。

 

GNソードⅡはソードタイプ、ライフルタイプの2種類にできます。

専用ジョイントを使用すれば繋げることもできます。

GNソードⅡを腰につけることもできるのですが、昔に作ったものなのでおそらく捨てられていました...。

1/100 ダブルオーライザー  塗装

1/100 ダブルオーライザー  塗装

GNドライブを点灯してみます。

1/100 ダブルオーライザー  塗装

1/100 ダブルオーライザー  塗装

かっこいい...。語彙力失います。かっこいいに尽きる。

まとめ

1/100 ダブルオーライザー  塗装

どうでしたでしょうか。

小学生の時に作ったガンプラをリメイクするなんてとても粋だねと友達が言ってくれました。

ばらしたのを組み立てているとき当時の記憶がよみがえってきました。

これが「エモい」というやつですね...。

完成したときはちょっと前までほこりがかぶっていたものがこんなにかっこよくなってちょっと涙が出てきそうでした。

新しいのを組み立てるのもいいですが、たまには小学生の頃のガンプラを作り直してみるのもいいですね。

今回は塗装の経験積む目的でしたが、大満足です。

とはいえ、合わせ目を消したりはしていないので目立つ部分も多いです。

これからはどうしても通らなければならない道ですね...。勉強します。

 

みなさんは家で昔から飾ってあるガンプラはありますか?

放置していたガンプラがかっこよくなっていくのはとても嬉しい気持ちになります。

是非皆様も昔組み立てたガンプラを「リメイク」してみてください。

 

長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

                               niko